コトバの博物学?2008/07/28 00:31

「東洋一の本」の中で、たわむれに東洋一のジャンル分けをしてみたら、これが面白かった。
で、次の「略語天国」では、かなり意図して分類遊びをしてみた。これが、なんだか異常に評価されてしまい、学問っぽくなってしまった。

なので、調子にのって、今回の「あんまりな名前」も、そういった分類遊びをしています。

で、「博物学」というジャンルを思い出しちゃったのです。
「博物学」というのは、日本では「本草学」と呼ばれていたもので、動植物とか鉱物を、とにかく矢鱈と集めて分類する。ただ、それだけ。なんだか、素人学問的な匂いがしますね。専門化、細分化が進んだ現代では、もう時代遅れのガクモンだ。

最近の藤井青銅の一連の本は、要するに「コトバの博物学」なんだな、と思い当たりました。その前の「団地になった男」もそうだったんだ、と。

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