笑う20世紀、三冊同時リリース!2012/07/03 14:27

笑う20世紀(黄)
電子書籍「笑う20世紀」が、三冊同時リリースされました!

NHK-FMでシリーズ化され、たいへん評判がよかったものの原作です。
アマゾン古書ではえらい高値がついてましたからね。
三分冊でお安くなって、買いやすくなりました。
これは「黄」。
表紙絵は、最近なにかと話題になる、預言的ショートショート「パパのガイガー」。これをはじめ、全五話が収録。

グリフォン書店という無料アプリをDLすると、その中にあります。一部、無料立ち読みもできますよ。
http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000054552

笑う20世紀、特設ページ2012/07/04 00:08

で、これが「笑う20世紀」の青。

表紙は「メンデレビウムカード」というショートショートから。
これまた、去年、現実がこの話に追いついてきたニュースがあり、
ビックリしました。
そのへんにも触れた、電子書籍用あとがきも入ってますよ。

いまはまだiphone,ipadのみです。
グリフォン書店というブックストア・アプリ(無料)の中で買えます。
特設紹介ページもありますよ。
http://adrenalize.co.jp/seido.htm

そしてこれが赤2012/07/05 00:46

「笑う20世紀」(赤)です。
NHK-FM「青春アドベンチャー」ではずいぶんシリーズ化されましたが、もとは本です。
今回、それを三分冊して電子書籍化したんです。

よろしかったら、見てね。立ち読みもできますよ。

http://adrenalize.co.jp/seido.htm

ノーギャグ本2012/07/12 01:10

藤井青銅、最初で最後の「ノーギャグ本」が、もうすぐ出る予定です。

歴史の本でして、日本の近現代を書いてます。
といって別にコムツカシイ本じゃなく、きわめてわかりやすく書いてます(ま、ここらへんはいつもの青銅本。ご安心を!)。
ほら、僕らはみんな、日本の近現代は学校でちゃんと教えられてないでしょ? とくに昭和以降なんて、三学期の最後にちょろちょろっとやるだけ。
それを、わかりやすく理解したい気持ちがあったんです。

いま、日本は手詰まりな状態にありますね。誰が見たって、そう。
で、「今の日本の閉塞感は戦前に似ている」なんてことを、よく聞く。
たしかに、なんとなく、そうだと思いますよ。
そこで、
「本当に似ているのか?」
「どこがどう似ているのか?」
「違うところはどこなのか?」
…というのを知るために、書きました。

日本の近現代を扱うと、当然、第二次世界大戦を書く。ここはふざけるわけにはいかないですよね。
なので、「今回はノーギャグでいこう」と決めたのです。
(ノーギャグの理由はもう一つあるけど、それはここでは書かない)

実は3年前から少しずつ書いてました。
けど、昭和初期の、どんどん戦争に突入していくあたりは、暗いことばっかり。書いてるうちに気分が滅入ってきて、途中で放り出してしまったんです。
それが一昨年のこと。
ところが、去年、あの大震災がありました。日本の閉塞感は、さらに増してきた。
「ああ。これは、本の続きを書きなさい、ということか」
と理解して、また書き始めました。
で、今年初めに完成。
その本が、いよいよ8月初めに出ます。

今までの藤井青銅本と違って、とまどう方もいるかと思いますけど、ぜひ手にとって見てもらいたいです。
あ、もちろん、今までの藤井青銅本なんて知らない方(つまり、日本のほとんどの方)も、ぜひ!

日本人はなぜ破局への道をたどるのか?2012/07/19 08:31

8月8日に出る新書のタイトルは、

「日本人はなぜ破局への道をたどるのか?」

になりました。ワニブックスPLUS新書です。

アマゾンにはすでに予約で出てますが、これは仮タイトル。

http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C78%E5%B9%B4%E5%91%A8%E6%9C%9F%E8%AA%AC%E3%80%8D%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%A7%A3%E3%81%8F%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2%E3%81%AE%E7%BD%A0-%E4%BB%AE-%E3%83%AF%E3%83%8B%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9PLUS%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%97%A4%E4%BA%95-%E9%9D%92%E9%8A%85/dp/484706058X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1342654545&sr=1-1

一見むつかしそうな本ですが、そうではありません。
読みやすさは、いつもの青銅本。ご安心を!

日本の近・現代史がよくわからないまま大人になってしまった方に、
おくる本です(ぼく自身もそうだったので…)