試験に出るコント2007/05/03 14:59

…というヘンテコなタイトルの特番を、4日夜にやります。2時間も!
NHKラジオ第一。NHKらしからぬ、ふざけたタイトルですねえ。(もっとも、ずいぶん昔、ぼくはNHKFMで「試験に出るモーツァルト」という番組をやったが)。
日本史をコントにして、それを流しながら、歴史の話をしていく特番です。藤井青銅のくだらない(けれど、意外に深い?)コントが満載!
ある年齢以上の関東の方は「出るコン」、関西の方は「しけコン」と略していただければ、幸いです。

まったく知らなくても2007/05/06 16:56

「ラジオな日々」は、サブタイトルに「80s RADIO DAYS」とつけているので、その時代のラジオを聞いていなければ…と思う方も、いるようです。
が、先日、この本に登場するラジオ番組をまったく聞いてなく、藤井青銅を知らなくて、それでも「自分の青春時代と重なって、よかったです」と言った人がいました。嬉しかったなあ。
そう。別にこの本に出てくる番組や人を知らなくたっていいんです。
だって、「何かになりたいけど、何になっていいのかわからない」というのは、青年期に誰だって経験する思いじゃないかなあ。
あ、もちろん、知ってる番組があれば、より楽しめますよ。

週刊現代2007/05/16 00:20

週刊現代(5/26)書評欄が、「ラジオな日々」を取り上げてくれました(評者・与那原恵さん)。ずいぶん大きく書いてもらって、うれしい限りです!
その文中に、
【今もラジオは人の「言葉」を味わうことに変わりはない】
という表現がありました。
そうなんだよな、と思いますね。車の中で、お気に入りの曲をたっぷり用意してランダムで聞いていても、やっぱりどこかで人の言葉が欲しくなることがある。人って、そういうものなんだよなあ・・・・。
よかったら、書評、読んでみてください。

民間放送2007/05/17 00:38

(社)民放連が出している「民間放送」という新聞があります。いわゆる業界団体の機関紙ですね。日本中の民間放送局の社員が読んでいるんでしょう、たぶん。
その「閲覧コーナー」という欄で、「ラジオな日々」について触れていました。

【ラジオ界の大立者・ドン上野(上野修)と新人・藤井のユーモラスなやり取りから、80年代ラジオの舞台裏が浮かび上がってくる】
との書評。

放送業界の格式高い新聞が、藤井青銅ごときの本に触れてくれ、光栄です!

週刊新潮2007/05/26 17:32

週刊新潮(5/31号)で、「ラジオな日々」を紹介してくれてます。
小林さんと大瀧さんのドラマ(もちろん、藤井青銅が脚色ですが)を引き合いに出し、
【当事者ならではの貴重な証言も数多く挿入されている】
と書かれています。
そう。恋愛と権力欲がうずまき、そして意外な謎が……といった、いかにも「小説的」な展開をあえて避けたのは、そういうことなんです。
貴重かどうかは読者の判断ですが、ぼくが知っていることをキチンと残しておこう、と思って書いた部分も大きいですからね。
好意的な書評で、嬉しいなあ。