ヤサイの名前2009/05/22 22:22

最近、野菜が注目されている。実はボクも去年から、そこんとこに注目していて、
このたび、野菜についてのブログ連載を始めた。
しかし、なにせ藤井青銅のことだ。この手のコラムで普通よくある
「育て方」とか「栄養」とか「調理方法」…などには、いっさい触れていないのだ!

で、ただひたすら、野菜につけられたヘンな名前にこだわっている。

だってね、トマトの「桃太郎」はみんな知ってると思うけど、
「桃太郎ファイト」とか「桃太郎シンフォニー」「桃太郎あきな」なんて品種があるの、知ってました?
レタスの品種は「レガシー」「レグナム」「ランサー」…となんだか車っぽいし、
大根は「春陽」「秋の舞」「冬の浦」…と純文学もどきなのだ。

どうやら、我々の知らないところで、野菜の名前が大変なコトになっている!

日本文芸社のページの中にあるブログです。
「やさいのなまえ」http://nihonbungeisha.cocolog-nifty.com/yasai/

お暇なら、見てやってください。

呆れられました…2009/05/26 01:49

「やさいのなまえ」連載コラムを始めるにあたって、
編集者と一緒に、某大手種苗メーカーに取材に行ってきました。
広報担当者は、
「最近、野菜がブームでいろんな所から取材が来るんですが、
『名前』について聞いて来た方は初めてです」
と呆れてました。

こういう反応、実は過去の藤井青銅の仕事で、よくあるのです。
「東洋一」の時もそうでした。「略語」の時も、そう。
振り返ってみれば「芳賀ゆい」をやってた時も、「いっこく堂」をやってた時もそうでした。

他人が目をつけない点(あまりにバカバカしくて無視!?)を勝手にアレコレ考えるのって、面白いんですよ。
まぁ、もっとも、「はたしてそれは、世間のニーズに合っているのか?」……ですが。

「やさいのなまえ」http://nihonbungeisha.cocolog-nifty.com/yasai/
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