第二弾物語102018/11/30 16:48

先日FM岡山に電話ゲストで出て、今回の本の話をさせてもらった。その時、「着物警察」の話題で盛り上がった。お相手が女性DJだったからだ。彼女も着物を着て出かけた時は、ちょいちょい着物警察に「職質」されるらしい。

実は、前作『「日本の伝統」の正体』を出した時、「週刊女性」の取材を受けた。取材の雑談の中で、編集者と「着物警察」の話になった。その編集者も女性だった。
「ウチの雑誌でも話題になり、ムッとしてる読者が多いんですよ」と。

もちろん「着物警察」という言葉は前から知ってたけど、ぼくはそれにドンカンだった。男だからだ。前作の反応から、「伝統」を振りかざすものへの違和感は、実は女性の方が強いと感じていた。だから今回の本に、「着物警察」の項目を入れたのだ。
FM岡山での盛り上がりは、それを実証したことになりましたねえ。

『「日本の伝統」という幻想』という本の一つの柱「伝統マウンティング」ってのはぼくの造語だ。なんか、マチズモとかミソジニーとか呼ばれるものと、近いとこにあるものかもしれんなあ…。

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