あんまりな分類2008/08/02 17:42

この本では、例によって藤井青銅らしく、「あんまりな名前」の数々をさまざまに分類し、アヤシく分析もしています。

○侮蔑系あんまり
  「バカもの」「ニセもの」「貧困もの」「イヌもの」…

○尾篭系あんまり(別名・糞尿系あんまり)

○寿限無系あんまり

○理路整然系あんまり
  「合併もの」「方角もの」「キメラもの」…

○矛盾系あんまり

○欺瞞系あんまり

○安易系あんまり
  「新もの」…

○あやかり系あんまり

…とまあ、こんな感じです。
え? これだけじゃなんだかわからないって?
じゃ、「あんまりな名前」(藤井青銅著・扶桑社刊)を買ってね!

帯つき!2008/07/30 09:21

「あんまりな名前」帯つきの画像です。
なんか、こっちの方がカッコイイという意見が多いので。

藤井青銅のコトバ本。
たぶんまたサブカルコーナーに置かれてしまうんだろうけど、編集者は「日本語本、コトバ関係の棚、そして一般書コーナーにも置いて欲しい」と思ってデザインしたようです。置いてくれるかな~?

コトバの博物学?2008/07/28 00:31

「東洋一の本」の中で、たわむれに東洋一のジャンル分けをしてみたら、これが面白かった。
で、次の「略語天国」では、かなり意図して分類遊びをしてみた。これが、なんだか異常に評価されてしまい、学問っぽくなってしまった。

なので、調子にのって、今回の「あんまりな名前」も、そういった分類遊びをしています。

で、「博物学」というジャンルを思い出しちゃったのです。
「博物学」というのは、日本では「本草学」と呼ばれていたもので、動植物とか鉱物を、とにかく矢鱈と集めて分類する。ただ、それだけ。なんだか、素人学問的な匂いがしますね。専門化、細分化が進んだ現代では、もう時代遅れのガクモンだ。

最近の藤井青銅の一連の本は、要するに「コトバの博物学」なんだな、と思い当たりました。その前の「団地になった男」もそうだったんだ、と。

「あんまりな名前」が銅メダル獲得!2008/07/25 10:19

「あんまりな名前」の見本本があがってきました。
重さは、260gでした。

これで、藤井青銅本の「重さランキング」は、以下のようになりました。

「歴史Web」 640g
「ラジオな日々」 350g
「あんまりな名前」 260g
「略語天国」   250g
「東洋一の本」    240g
「誰もいそがない町」 230g

堂々の銅メダル!
「歴史Web」は版型も違い、異常な重さだったことを考えれば、
「あんまりな名前」は実質、銀メダルだとも言えよう。
また「ラジオな日々」がハードカバーだったことを勘案すれば、
金メダルクラスの頑張りだと言えなくもない。本書の健闘をたたえたい。

ま、自分の本を目方で比べて情報発信してる作家というのも、珍しいでしょうが…。

1200円です。扶桑社から発売。
今月末には本屋さんに並ぶと思います。

表紙2008/07/11 21:13

あんまりな名前
あんまりな名前の表紙です。
おお、あんまり感のある文字!
藤井青銅本最新刊です。