読書感想文(1) ― 2012/10/06 11:28
「大人の読書感想文」 RN「ジャムとばら」さんの作品です。
78年周期法則の通り、歴史的に大きな節目が近い内に来るだろうという予想は、ここ数年の政治、経済、その他多くの諸問題を鑑みればそれほど突飛な話ではないという印象だ。
しかもそれはノストラダムスの大予言やマヤ文明といった、空から降ってくるような話ではない。果たして終戦以来の破局を迎えることになるのか、前とは違う道に進むことができるのか。
今が明治維新の時とも終戦の時とも違うのは、国を動かすことができるのが一部の人間だけでなくて私達国民全体だということだ。
子供の頃、敗戦を踏まえて日本は民主主義の国になったと教えられて、とても良かったと思った。自分達で国の進む方向が決められるのならもう過ちは繰り返さなくて済むと。
しかし大人になるにつれ、世の中の問題は山積みになる一方で政治はどうしようもない現状を目の当たりにし、民主主義だからといって正しい選択が出来る訳ではないと思い知った。
そしてそれはもちろん主権者たる国民にも責任があることだ。前とは違って私達一人ひとりには、ものを知る力も、声を上げる力も、行動する力も、ずっとあるはずなのだから。
民主主義はしんどいという本の言葉は全く同感で、私達は日々の生活だけでも精一杯なのだ。
強い閉塞感の中で国の行く末どころか自分の行く末すらわからないし、「何をやったって無駄だよ」という諦めの雰囲気が漂っている。
それでも投げ出さず向き合うしかないと思う。チェックを怠らないようにして、この本のような試みをみんながすればいいと思う。
それも「私」や「誰か」だけじゃなくみんながそうするべきだ。思考停止して、誰かに任せて、いつの間にかとんでもないことになってしまうのは駄目だ。
歴史は繰り返す。しかし、まだ起きていないことは決まっていないし、変えられるのだから。
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