第二弾物語112018/12/07 23:01

前作同様に「成人式は戦後から」「京都のおばんざいは昭和40年代から」「先祖代々之墓は明治から」…などと事例を並べる手もあった。雑学・ウンチク自慢をしたい方はそっちの方がよかったかもしれませんねえ。でも、ゴメン、同じような本って、つまんなくない?

『~の正体』ではスルーした方がいると思うけど、各章の前後扉に、「なぜそれが伝統になったのか?」という推測と分析の短い文章がありました。『~という幻想』は、そこんとこを拡大して、さらに深く分析・考察したものです。

前作が出た直後、「国技・大相撲」が不名誉な話題を提供してくれましたが、一年経っても変わらず…。本書には「旧両国」「蔵前」「現両国」の歴代国技館の写真も並んでます。「ははあ。伝統感なるものは、こうやって増していくのか!」というのが一目でわかりますよ。

あ、もちろん、成人式・おばんざい・あぶらとり紙・先祖代々之墓・訪問着・袋帯…など、一見古くからありそうなもののことも書いてますから、雑学・ウンチク好きの方も楽しめます。つまり、そのう……言いにくいけど…、要するに……『「日本の伝統」の正体』と『「日本の伝統」という幻想』の両方を読んでね! …なのでした。

第二弾物語102018/11/30 16:48

先日FM岡山に電話ゲストで出て、今回の本の話をさせてもらった。その時、「着物警察」の話題で盛り上がった。お相手が女性DJだったからだ。彼女も着物を着て出かけた時は、ちょいちょい着物警察に「職質」されるらしい。

実は、前作『「日本の伝統」の正体』を出した時、「週刊女性」の取材を受けた。取材の雑談の中で、編集者と「着物警察」の話になった。その編集者も女性だった。
「ウチの雑誌でも話題になり、ムッとしてる読者が多いんですよ」と。

もちろん「着物警察」という言葉は前から知ってたけど、ぼくはそれにドンカンだった。男だからだ。前作の反応から、「伝統」を振りかざすものへの違和感は、実は女性の方が強いと感じていた。だから今回の本に、「着物警察」の項目を入れたのだ。
FM岡山での盛り上がりは、それを実証したことになりましたねえ。

『「日本の伝統」という幻想』という本の一つの柱「伝統マウンティング」ってのはぼくの造語だ。なんか、マチズモとかミソジニーとか呼ばれるものと、近いとこにあるものかもしれんなあ…。

第二弾物語92018/11/30 08:28

『「日本の伝統」という幻想』は27日に発売。が、その日のAmazonがいきなり「一時的に在庫切れです」の表示。つまり売り切れ! 縁起をかついで、一年前の『「日本の伝統」の正体』と同じ日に発売したのに、同じように欠品で売り損じるという失敗も踏襲。なにもそこまで同じことをやらなくてもなあ・・・・・。 面白いのは、イベントで「Amazonで売り切れです」と言うと、みんな急に欲しくなるという状況も、去年と変わっていない。ひょっとして、そういう人間心理を見越して、Amazonへの出荷をわざと少なくしてたのか? だとしたら、おそるべき深謀遠慮! ・・・・・・もっとも、ぼくは「でも楽天にはありますよ。あと、街の本屋さんにもあります」と言っちゃうんですけどね。 でも、もう再入荷したようなので、ぜひ!

第二弾物語82018/11/22 10:06

裏表紙です。(杉田)玄白宣言してますね。

第二弾物語72018/11/19 07:25

見本があがってきました。これまでゲラで何度も見てきたものが、手で触れる「形あるもの」として初めて登場してくるこの時が、一番ワクワクする。


紙の本の魅力は、この「厚み」と、そしてページをめくっていく「指の感触」ではないかと思ってる。