レビュー2008/12/16 10:33

歌と踊りとコントを交えた楽しいショーのことを「レビュー」と言いますね。それは当然、昔から知っていて、大好きだけど、最近ネットで書評などのことも「レビュー」という。
なんで同じ言葉なのか、わからなかった。

恥ずかしながら、最近その理由を知りました。
あれは「再び・見る」ということで「レ・ビュー」なんですね。
「ああ、そうか。再び見直して批評する」という意味で、書評や劇評のことをレビューというのか、と納得。

実はその語源が、ショーとしてのレビュー。
なんでも「一年の最後に、その年におこったさまざまなことを歌と踊りとコントにして振り返るショー」が、レビューの最初だったらしい。この「振り返って(たぶん風刺して)笑う」という意味から、書評・劇評の「レビュー」という言葉ができたという。
語源話は、まあ、それでいい。

驚いたのは、その元々のショーであるレビューの内容。
だって「一年の最後に、その年におこったさまざまなことを歌と踊りとコントにして振り返るショー」…って、まさにボクが毎年、年末にNHKFMでやってる番組じゃないか!(ま、ラジオだから踊りはないが)。

「そうか。藤井青銅はずっと、レビューを作っていたのか…」
と、ちょっと嬉しくなりましたね。