第二弾物語1 ― 2018/11/14 07:59
ぼくにしては珍しく、前作『「日本の伝統」の正体』が評判になった。すると当然、出版社からは「早く第二弾を!」というお達しが来る。売れない作家の藤井青銅としては、ありがたく、嬉しいことだ。…ではあるけど、正直なところ「う~ん」と思いましたよ。
一般的に、第二弾というのは難しい。ヒットした映画の「2」を見ればわかる。第一弾を「継続する」と「違うことをする」という正反対のお題に縛られるからだ。さらに「第一弾と同じレベルでは満足してもらえない」という縛りも加わる。縛りだらけだ。とんと伊藤晴雨(古いね)。
自分の本で第二弾を出したのは何か?…と振り返ってみた。まず「死人にシナチク」。ふざけたタイトルのこの本は第三弾まで。「宇宙の法則」は第二弾を出した。「笑う20世紀」は本としては一冊だったが、NHKFMのドラマにしたら好評で、第六弾くらいまで書いた。これくらいかな?
そうだよなあ。NHKFMのドラマみたいに、番組やプロデュースものは、第二弾、第三弾…と続くものがけっこう多い。もちろんそれは、出演者や演出などの力が大きい。ということは…、ぼくは作家単独としてはダメ作家なんだろう、と前からずっと思ってる。
一般的に、第二弾というのは難しい。ヒットした映画の「2」を見ればわかる。第一弾を「継続する」と「違うことをする」という正反対のお題に縛られるからだ。さらに「第一弾と同じレベルでは満足してもらえない」という縛りも加わる。縛りだらけだ。とんと伊藤晴雨(古いね)。
自分の本で第二弾を出したのは何か?…と振り返ってみた。まず「死人にシナチク」。ふざけたタイトルのこの本は第三弾まで。「宇宙の法則」は第二弾を出した。「笑う20世紀」は本としては一冊だったが、NHKFMのドラマにしたら好評で、第六弾くらいまで書いた。これくらいかな?
そうだよなあ。NHKFMのドラマみたいに、番組やプロデュースものは、第二弾、第三弾…と続くものがけっこう多い。もちろんそれは、出演者や演出などの力が大きい。ということは…、ぼくは作家単独としてはダメ作家なんだろう、と前からずっと思ってる。
第二弾物語2 ― 2018/11/14 08:03
さて、過去の反省は、ま、置いといて、今回の話だ。『「日本の伝統」の正体』の第二弾。出版社にせっつかれるのはありがたく、もったいなく、嬉しいことだが「さて、どうすればいいかな?」と悩んだ。すると編集のM氏が「アレがあるじゃないですか」と言うのだ。
「アレって何?」「ほら、藤井さんのスライドショー」。そう、ぼくは自分の本を出すたびにスライドショーでのイベントを行う(この素材作りが結構大変な作業なのだ。ま、誰に頼まれたわけでもなく、勝手にやってるんですが)。「伝統」の時は、とくに好評だった。
『「日本の伝統」の正体』の時は、スライドショーを4ヵ所(ニコタマ、渋谷、下北、大手町)でやった。あまりに好評だったので調子に乗って、出版元の柏書房社長に対し、会議室に押しかけてやってしまった。(なんだ、このヘンな作家は?)と思われただろうなあ…。
「アレって何?」「ほら、藤井さんのスライドショー」。そう、ぼくは自分の本を出すたびにスライドショーでのイベントを行う(この素材作りが結構大変な作業なのだ。ま、誰に頼まれたわけでもなく、勝手にやってるんですが)。「伝統」の時は、とくに好評だった。
『「日本の伝統」の正体』の時は、スライドショーを4ヵ所(ニコタマ、渋谷、下北、大手町)でやった。あまりに好評だったので調子に乗って、出版元の柏書房社長に対し、会議室に押しかけてやってしまった。(なんだ、このヘンな作家は?)と思われただろうなあ…。
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