あとがき番外地 ― 2005/05/21 16:02
どうも、ブログというものの位置付けがよくわからない。こんなページを作っておいて、ナンだが・・・。自分が、律儀に日記を書くとも思えない。言いたいことがあればHPでいいではないか、という気もする。 が、まあ、流行りなので、きっとブログの方がいいこともあるのだろう。そこで今回、「東洋一の本」に書けなかった、あとがきの番外編を書いてみよう。ここはβ版なので、見ている人も少ないだろうから、気楽にブログの練習といこう。私の文章もβ版レベル、というわけだ。読んでくれる方には申し訳ない。
さて、「東洋一の本」を読んで「雑学である」とか、「トリビア本の一種ね」いう感想を持つ方も多いだろう。そう読む人は、まぁそれで構わない。なんにせよ、面白く読んでいただくのが一番だ。
次の段階として、「これは、アジア問題の本だ」とか、「近代日本人論だ」とか、「近代民衆思想史の(とるに足らない、抜け落ちた)一部だ」と思う方もいるだろう。大変ありがたい感想で、事実、今回はそういう部分も意識して書いている。「そんなテーマなら、もっと真面目に書くべきだ」と言う方もいるんだろうが、真面目な(つまり、より精度は増すが、その分読む気も失せる)本は、学者さんに任せたい。私はエンターテインメントの人間なので、作品はまずなによりも楽しくなければと思っている。ゆえにどうしても、こういうスタイルになるんですね。悪しからず。
だが実は、私にとってこれは、もう一つ別のテーマを持った本なのだ。
・・・ま、今回はここまで。続きは、いつになるやら。
コメント
_ ぱぴるす ― 2005/05/23 22:15
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いつもながら、笑いながら考えさせられる、青銅先生印の瀟洒な語り口を愉しませていただきました。ありがとうございました。
確かに東洋と言う概念自体、とらえどころがなくてインチキ臭い代物にもかかわらず日本人にはなぜか冷静になれない悪魔的な魅力があると思うんですよ。それを気づかせてくださいました。
しかし、青銅先生が”熱病にとり憑かれたかのように”東洋にのめり込んで行く様が、実は結構面白かったです。今後もご活躍をお祈りします。